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[新型コロナ]消毒用アルコールからの出火にご用心

コラム

時節柄、こまめに消毒用アルコールを利用されている方が多いと思いますが,

消防庁から、消毒用アルコールを原因とする火災に関する次のような注意喚起がなされていますのでご紹介します。

—事例—
タバコを吸おうとしたところ、ライターの火が手に引火し炎が発生しヤケドをした。


「喫煙で手にヤケド?」という事態にびっくりして原因を調べたところ、消毒用アルコールが原因であり、消毒用アルコールで濃度が60%以上の製品は「消防法上の危険物」に該当するそうです。
また、スプレータイプ(霧状)の消毒液から発生する可燃性蒸気は空気より重く低所に滞留するそうです。

 

この季節、暖房等はご使用しない場合もあると思いますが、例えば消毒用アルコール使用後、座ってタバコを吸うといった行為は、低所に滞留した可燃性蒸気に火を差し出す行為になってしまうかもしれませんのでよくよくご注意ください。

また、タバコに限らず、キッチンに消毒用アルコールを置いて、食物に触れる際にはまず消毒という習慣を持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、ガスコンロ等の火元近くで、消毒用アルコールを使用するのも大変危険です。

不測の火災やヤケドを回避するためには、

1.ガスコンロ等の火元近くには消毒用アルコールを置かない。
2.手を消毒した後の、ガスコンロ使用や、タバコは十分注意する。

といったことをお心掛けいただければと思います。

スマホを長持ちさせるには

コラム

今やスマホは人々の連絡手段としてなくてはならない必需品になりつつあります。
それは災害時など緊急性を要する場面でも当てはまります。
いざという時に使えないと意味がありませんので、今回はスマホを長持ちさせる方法についてご紹介します。

スマホに対する悩みで一番多いのはバッテリーの劣化です。
バッテリーの劣化が原因で2年ごとに買い替える方が一番多いですが、最近のスマホは値段がかなり高い為、買い替えに対して抵抗を持つ方も少なくないはずです。
そこで今回はスマホのバッテリーに優しい使い方をご紹介します。

まずスマホのバッテリーの特徴は充電回数に限りがあるということです。
一般的に、スマホのバッテリーは300回の充電で約7~8割、500回の充電で5~7割程度の容量に劣化してしまうといわれています。
毎晩充電すると2年でバッテリー容量は半分近く減ってしまいます。
みなさん寝ている間に充電していませんか?
寝ている間に充電すると過充電と呼ばれる状態も引き起こし、バッテリーに優しい使い方ではありません。劣化の原因にも繋がります。
またバッテリーは熱に対して非常に弱い性質を持っています。
熱い所や冷たい場所も劣化に繋がります。
そこで今回ご紹介するのは

・充電をする時は約80%までを目安に起きている間にする。

・充電中はスマホ自体が熱を帯びますのでケースから取り外し、むやみに操作しない。

の2点です。

できる限り充電回数を減らし、熱を持たせないようにフル充電を避ける事が大切です。
いざという時にスマホが使えないという事にならない為に少しでも気を付けて頂ければ幸いです。

LEDランプにご用心!

コラム

照明器具とLEDランプの不適合が原因の火災が頻発しています。

蛍光灯が切れたとき、寿命の長いLEDランプに交換する方が増えています。
しかし、照明器具とあわないLEDランプに交換すると、火災が発生することをご存じですか?

LEDランプ交換火災についてお話させていただきます。

蛍光灯照明器具には3種類の点灯方式があります。
1.スタータ式(グロースタータ方式)
2.ラピッドスタート式
3.インバータ式(半導体式)
(ご自宅の蛍光灯照明器具が上記のどの点灯方式にあたるかは、照明器具についている表示を確認する必要があります。)

ただし、メーカごとに表記方式が若干異なりますので、型番やロットナンバーをもとにメーカにご確認下さい。

各照明器具には、照明器具に対応した、点灯方式が表示されていますので、必ずその表示を見てその点灯方式に対応したLEDランプを取り付けましょう。

照明器具の点灯方式と蛍光灯ランプが一致していない場合、破裂する場合があります。
また、ほぼ問題なく作動する場合もありますが、この場合、さらに注意が必要です!
蛍光灯ランプが破裂しない場合でも、異音がしたり、明かりがつかない場合でも、破裂する場合よりも恐ろしく、実は通電しており、じわじわと発熱し、最悪の場合、居住者が出かけている間等に発火してしまいます。

発火例の代表的なものは

●インバータ方式の照明器具にラピッドスタート式専用のLEDランプを取付て発火した例
●スタータ方式の照明器具にラピッドスタート式専用のLEDランプを取付て発火した例
などがあげられます。

必ずメーカーや電気販売店に確認してLEDランプの取付をしてください。可能な場合は照明器具ごとLED照明に交換するのが理想的です。

台風接近中です。ご注意ください。

コラム

大型で猛烈な台風第19号

2019年10月10日 16:00現在、気象庁の情報によれば、大型で猛烈な台風第19号は、10日3時には硫黄島の南南西にあって、1時間におよそ10キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径240キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
この台風は、日本の南を北北西に進み、次第に進路を北東に変えて、非常に強い勢力を保ったまま、12日から13日にかけて、西日本から東日本に接近し、上陸するおそれがあります。その後、14日には千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。

さて、先月の9日に千葉県を中心に大きな被害を出した台風15号は、関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力でしたが、

台風15号に比べて2倍以上の雨量に達するような所があると予想されています。風だけではなく雨に対する警戒を怠らないようにしてください。

〔到達36〜48時間前〕

■植木鉢
飛ばされないように家の中に入れる。
■物干し竿
飛ばされないようにおろしておく。
■排水設備の点検・掃除をしておく。
排水溝の詰まりが原因で道路や庭などに雨水が溜まると、地下室や地下駐車場などが被害を受けます。また、ベランダの排水溝や雨どいが落ち葉やゴミなどで詰まっていると、2 階以上への浸水や天井裏への浸水などが発生することがあります。雨水の排水設備関係の点検・掃除を心がけましょう。
■屋根瓦やトタンを補強する。
風で屋根瓦が飛べば、けがでは済まされない事故になることもあり得ます。また、雨漏りの心配がないか、外壁のひび割れはないかなども確認しておきましょう。さらに、テレビのアンテナや倒れる可能性のある塀、自転車や鉢植えのように飛ばされる恐れのあるものは、ロープで固定したり屋内にしまったりといった対策をとりましょう。
■低地に住んでいる場合は、土のうなどを用意する。
低地や川沿いの住居には、浸水をせき止めたり浸水の時間を遅らせたりすることができる土のうの活用も有効です。土のうがあるかどうか、お住まいの都道府県や市町村に問い合わせてみましょう。
土のうは、ブルーシートで包むと、 より効果的。
土のうがないときは、代替手段として、ゴミ袋に水を入れて水のうをつくりコンクリート ブロックで固定する方法や、水の入ったペットボトルをダンボールに詰め、簡易の堤防にするといった方法もあります。

〔到達12〜36時間前〕

■雨戸がない窓
カーテンを閉めたり、飛散防止フィルムを貼る。
■家財道具を高い場所へ移す。
水に濡れると高価な家財道具も台なしです。浸水被害に遭うと困るものは上の階など高い場所へ移しましょう。
■懐中電灯や食料などを用意する。
台風通過時は、断水や停電となる可能性があります。懐中電灯や情報を収集するためのラジオ、買い物に行けないことも考えて数日分の飲料水や食料を用意しておくといいでしょう。

〔到達6〜12時間前〕

■行政から避難勧告が出た場合は、複数で行動する。
行政から避難勧告が出たら戸締まりをして、近所の人に声をかけ、一緒に徒歩で避難しましょう。運動靴やトレッキング シューズなら、冠水した道路も比較的歩きやすいでしょう。
■避難準備情報が出された場合は、速やかに要援護者を避難させる。
行政から避難準備情報が出たら行動能力の低い人々を優先に、自動車等を使って速やかに安全なところに移送しましょう。高齢者や障害者、乳幼児らを抱えた家族等が対象です。高台などの避難所、親戚の家、福祉施設等を利用してください。

〔到達6時間前 〜 到達直前〕

■浸水の被害を想定する。
高潮、増水の恐れがある地区では気象情報や行政からの情報に特に注意を払い、すぐ避難できるように準備しておきましょう。
■地下にいる場合は注意する。
地下鉄や地下街、地下駐車場などは浸水の恐れがあるので注意しましょう。

〔災害発生時〕

■通過中は外へ出ない。
台風の際は、建物内で通り過ぎるのを待つのが基本です。通過しているときは外へ出ないようにし、河川や用水路の見回りは危険ですのでやめましょう。
■エレベータを使わない。
地下にある電気室や機械室などが浸水するとエレベータが停止する可能性があるため、エレベータの使用は控えましょう。

世界の自然災害について

コラム

我が国は、台風や地震などの自然災害により多くの人的な被害を被ってきましたが、今回は世界に目を向けて世界の自然災害による人的被害についての歴史を調べてみました。

内閣府の資料によれば、2000年以降の世界の自然災害のうち、死者が1万人以上の自然災害は、東日本大震災を含んで9件の災害が発生しています。

2000年以降の世界の自然災害(死者万人以上)

年/災害の種類 /国名(地域名)/死者・行方不明者数(概算)

2000年/洪水/ベネズエラ/30,000
2001年/地震(インド西部地震)/インド/20,000
2003年/地震(バム地震)/イラン/26,800
2004年/地震・津波(2004年スマトラ沖地震・津波)/226,000
2005年/地震(パキスタン地震)/パキスタン、インド/75,000
2008年/地震(四川大地震)/中国/87,500
2008年/サイクロン・ナルギス/ミャンマー/138,400
2010年/地震(ハイチ地震)/ハイチ/222,600
2011年/地震・津波(東日本大震災)/日本/19,000

また、1900年以降では、関東大震災を含む死者が10万人超える次の災害が記録されています。
特に広大な国土を持つ中国では、過去には洪水による多くの犠牲者が出ています。

1900年以降(死者10万人以上)

1911年/洪水/中国/10万人
1920年/地震・地すべり(海原地震)/中国(甘粛省)/18万人
1922年/地震・火災(関東大震災)/日本(関東南東部)/14万人
1927年/地震/中国(南昌)/20万人
1931年/洪水/中国(長江等沿岸)/370万人
1935年/洪水/中国/14万人
1939年/洪水/中国(湖南省)/50万人
1948年/地震(アシガバート地震)/トルクメニスタン(旧ソ連)/11万人
1959年/洪水/中国/200万人
1970年/サイクロン・ボーラ/バングラデシュ/30万人
1976年/地震(唐山地震)/中国(天津)/24万人
1991年/サイクロン・高潮/バングラデシュ、チッタゴン等/13万人

人的な損害のみを見てきましたが、経済的な被害も膨大なものになると思われます。自然災害は地理的、地質的な条件もさることながら、地域の人口密度、生活レベル、近代化の程度に大きく左右されます。人類の歴史は自然災害との闘いの歴史とも言えます。

1900年以降の日本における台風の死者

1945年/枕崎台風/西日本/3,700人
1947年/カスリーン台風/東北以北/1,900人
1954年/洞爺丸台風/日本/1,700人
1959年/伊勢湾台風/日本/5,100人

これから台風の季節が到来しますが、防災についての情報収集をし、できることから備えていきたいものです。

便器・便座・タンク蓋の破損にご注意下さい。快適な賃貸生活を送るために!

コラム

便器は一般的に陶器で作られています。
陶器は「落として割れる」ことはありますが、便器を落とすことは一般的な使用ではありえず、また耐久性の高い素材ですので破損させてしまうことは稀だと思われがちです。

しかしながら日常の何気ない使用方法で、簡単に破損させてしまうことがありますのでご紹介させていただきます。

〔主な破損原因〕

1.踏み台として使用して便座の破損

便器の背面に棚を作ってらっしゃる方がいて、棚のモノを取るために便器・便座を踏み台代わりに使われる方がいらっしゃいます。
陶器は非常に耐久性の高い素材ですが、局地的に強い力が加わりますと簡単に破損してしまいます。
また、踵の骨が固いことも破損の原因です。

2.熱湯による便器の破損

陶器の弱点は汚れ、水垢がこびりつき易いことです。
こびりついた汚れ、水垢を取り除くために、メラニンスポンジ等を使用して、さらに、汚れ、水垢が付着しやすくなっている方が多くいらっしゃいます。
最近、そのような汚れ、水垢での対応策として、「お湯」による掃除がTV等で紹介されました。
ぬるま湯であれば問題ないですが、陶器は熱湯には非常に弱く、予想以上に簡単に破損してしまいます。

3.乱雑な取り扱いによる便座破損

男性の場合、小便の用足し時には、便座を上げて使用することが多いです。
使用後、元の状態に戻すため便座を勢いよく下げる方がいらっしゃいますが、便座は多くの場合、プラスチック製ですので乱雑な取り扱いによる衝撃には非常に弱く、便器とぶつかって簡単に割れてしまいます。

4.タンク蓋の破損

便器を落とすことはありませんが、タンクの蓋はきれい好きの方がタンクの中まで掃除されようとして、落として割ってしまうことがあります。
タンク蓋は案外に重たく、水栓ノズルと連結していますので、ご注意下さい。

5.まとめ

便器・便座は毎日使用する大事な生活用品です。
また、水を伴いますので破損による事故となりますと、ご自身の家財以上に、階下の方や家主様に大きな迷惑をかけてしまうこともあり得ます。
ご家族全員で次のことにご注意ください。

《1》便器・便座の上に乗らない。
《2》「熱湯」を使って掃除はしない。
《3》乱雑な取り扱いはしないよう心がける。
《4》トイレに異常がない場合はタンク蓋は持ち上げない。

防災グッズ、これだけは用意しましょう。

コラム

豪雨・台風、地震に備えて

豪雨・台風による被害や地震による被害の報道を目にする機会が多いと思います。
さまざまな災害が起こる日本では、普段から防災に気を配る必要があります。

皆様のご家庭に、防災グッズは常備されていますか。

備えあれば患いなし

防災意識の高まりからか、近年はとても良い防災グッズが数多くあります。たくさんありすぎて、何を持っていいたら良いのかわからない、という方もおられるかと思います。災害別にそれぞれに対応したグッズを備えることができれば良いのですが、コストや保管スペースを考えると難しくなります。
最低限、これだけは用意した方が良いものをリストにしてみました。

〔1〕これだけは備えたい防災グッズ

・リュックサック(反射材が付いているもの、長時間背負っても疲れにくいもの)
・水(1人につき500mlを3本ほど・消費期限が切れていないもの)
・非常食(1人につき3食分・できるだけ好きなものを選ぶ、缶詰など調理が不要なもの)
・懐中電灯(予備の電池)、ろうそく(ライターも)
・ラジオ(情報は大切です。)
・簡易トイレ(最低3回分)、トイレットペーパー
・ウェットティッシュ(ノンアルコール・大き目のものが良い)
・アルミブランケット(防寒、防暑のため・身体がすっぽり収まるもの)
・レインコート
・タオル
・マスク(個包装のもの)
・現金(千円札や小銭で1万円ほど)

〔2〕安心できる備え

・スリッパ
・ヘルメット
・軍手
・ラップ
・ドライシャンプー
・薬、絆創膏
・ランタン
・ホイッスル
など、あると安心なものもたくさんあります。

〔3〕防災グッズをまとめた商品

数日生活するのに十分な防災グッズが1つのキャリーバッグ(背負うことも可能)に詰まった商品もあります。

皆様の生活スタイルに合わせてのご購入をご検討ください。
これから訪れる台風や洪水の季節に備えて、ぜひ防災グッズをご用意ください。

※参考にしたサイト
https://bousai-irumono.com/mochidashi/
https://bousai-life.com/mochidashiyou/

便利なグッズで大惨事(2)

コラム

圧力鍋を正しく使いましょう!

圧力鍋は調理時間の短縮やガス代の節約など、とても非常に便利な調理器具ですが、使用方法などを誤った場合、事故のリスクが高い調理器具でもあるようです。

調理中に、圧力鍋が爆発して蓋が飛び、調理していた人が顔に大きな火傷を負うような事故も過去には発生しているようです。
命にかかわる可能性もありますので、注意事項などをご紹介いたします。

事故の原因

1.構造上の欠陥

構造上の欠陥により、蓋をロックするピンやレバーに問題があり内部の圧力が分かりにくく、圧力が高い状態で蓋を開けると蓋が外れるという危険性があったと言うものです。
メーカーのリコールなども注意が必要です。

2.使用方法

利用者の使用方法に問題があり、事故につながるケースも多いようです。
・圧力鍋のフタを完全に密閉していなかった。
・禁止されていた食材を入れて調理してしまった。
・ノズルが汚れたまま調理してしまった。

これらの事故を防ぐために

・普段よりも長く加熱しても蒸気が出ないときは、火を止めて様子を見る。
・注意が必要な食材、例えば、一定量以上の豆、ルウなどの粘度の高いもの、油
・都度掃除を行い、ネジのゆるみなどの不備がないか日常的に点検する。
お手元の取扱説明書を今一度、確認しましょう。

そして、万が一、異常に気付いた場合には、すぐに蓋を開けず、冷めるまで待つことも大切です。

便利なグッズで大惨事!

コラム

〔事例その1〕突っ張り棚が留守中の水漏れ事故に!

以前にもご紹介いたしましたが、当社のお客様でも毎年、発生している事例です。

Aさんは、トイレの水洗タンクの上部のスペースを有効活用するために、通販で『突っ張り棚』を購入しました。
ネジやクギを使わずに棚が壁にしっかり固定でき、様々な場所に取り付けが可能な棚です。
ところが便利さゆえに、いつの間にか、いろいろなものを棚の上に収容するようになっていました。
ある日、留守中に棚が荷物の重さについに耐えきれなくなって荷物とともに落下し、タンクに水を供給するパイプに打撃を与えて破損させてしまいました。
この事故が発覚するまで数時間の水が流出し、自室はもちろん、階下にも大きな損害を与えてしまいました。
その他、軽いものしか棚に載せていない場合でも、時間の経過で壁に押し付けるバネの力が弱まり、落下することがあるようです。
また、トイレのタンクにつながる給水パイプは水の圧力には十分耐えうるものですが、外部からの衝撃には意外と弱い場合があるようです。

〔事例2〕ロボット掃除機で火災事故??

 

自動で部屋をキレイに掃除してくれる便利な家電「ロボット掃除機」ですが、留守中の運転には注意が必要です。
お出かけの間に部屋を掃除してくれる家電の存在はとても有益ですが、
過去にロボット掃除機が、電気ストーブに接触してそのスイッチが入り、火事になったという事例がありました。
これ以外にも、何かに衝突し倒してしまい破損につながることも想定されます。

〔事例3〕ペットのいたずら

便利グッズとは関係ないのですが、〔事例2〕と関連するのでご紹介します。
留守番をしている愛犬や愛猫のいたずらによるものと思われる災害も発生しています。
また、過去の事例では、外部から侵入した猫により火災が発生したものと思われる事件もありました。

上記のような事故につながるものがないか?一度、改めてみましょう!

台風の季節が近づいてきました!

コラム

気象庁のホームページで公表されている1951年代から2018年の統計によれば、
台風の上陸数は、総数で、201件となっており、年平均2.95件となり、ほぼ3件と言えます。
(台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を「日本に上陸した台風」とするそうです。)

月別の上陸数

8月が71件と最も多く次いで9月65件、そして7月33件となります。

年別の上陸数

2004年の10件を筆頭に、次いで、1990年、1993年、2016年6件、1954年、1962年、1965年、1966年、1989年、2018年5件となっています。

最近の5年の上陸数

2014年 4件
2015年 4件
2016年 6件(過去2番目に多い)
2017年 4件
2018年 5件(過去3番目に多い)
これを見る限りでは、過去5年間の上陸数は高くなっており、どの年も4件以上となっており、平均すると4.6件です。

防災のための努力

まもなく、上陸数が多い8月、9月がやってきます。
台風や集中豪雨に対しては、警報などの防災気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。

(1)家の外の備え(大雨が降る前、風が強くなる前に)
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。

(2)家の中の備え
・非常用品の確認
・室内からの安全対策
飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
・水の確保

(3)避難場所の確認など
・学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しておく。
・普段から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておく。
・避難するときは、持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしておく。

(4)非常持ち出し品を用意
・懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など

出典:気象庁ホームページ
(1)台風の上陸数(2018年までの確定値と2019年の速報値)https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/landing/landing.html
(2)自分で行う災害への備え
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/ame_chuui/ame_chuui_p10.html