『便器』や『洗面台』へ熱湯を注いでのお掃除に注意!!

コラム

『便器』や『洗面台』は古くなってきますとなんとなく色がくすんできます。
また汚れやキバミが付きやすくなってきたりもします。
さらに長年にわたる排水管の汚れにより詰まり易くなったりします。

 

そんな『便器』や『洗面台』を新品のようにきれいにしたり、あるいは詰まりを瞬時に除去する裏技として、『便器』や『洗面台』にお湯をかける洗浄方法がバラエティ番組などでよく紹介されることがあります。しかし・・・

『便器』や『洗面台』に熱湯を注ぐことはおすすめできません。

なぜならば、『便器』や『洗面台』に熱湯をかけると簡単に割れることがあるからです。
これは『便器』や『洗面台』の多くは陶器で茶碗や湯呑と材質は同じですが、茶碗や湯呑よりも大きく、分厚く、複雑な形状をしているため熱湯をかけた部分とそうでない部分に温度差が生じ、熱で膨張した部分に割れやヒビが簡単に生じ易くなるためです。

『便器』や『洗面台』の洗浄は専用の洗浄剤を適正にご利用ください。

また、『便器』の詰まりには、ラバーカップ(よく俗称で「スッポン」と言われる、
棒状で先がゴム製のお椀の形状をしたカップが付いた道具のことです。)を適正にご利用いただき
それでも詰まりが取れなければ専門の業者さんに依頼するのがよろしいかと思います。

特にこれから冷え込む季節を迎え、もともと冷えている『便器』は、夏場より割れやすくなっています。

誤った方法によるお掃除により『便器』や『洗面台』に損害を与え、余計な費用や不自由な日々を過ごさなくて済むように『便器』や『洗面台』への熱湯を利用してのお掃除はお控えください。