テレワークには欠かせない?「オンライン会議ツール」の注意点とは!

コラム

コロナウイルス感染症に伴って「テレワーク」という言葉をよく耳にします。
損害保険会社には、テレワーク導入に伴って生じるリスクに対して補償する保険の販売を始めるなど社会的に関心が高まっています。
そうした中で「zoom」や「Meet」といったオンライン会議ツールを仕事で利用する際に気を付けるべきことをいくつかご紹介いたします。

 

1. 服装

いくら自宅で仕事だからとはいっても、身だしなみには気を配っておくことが重要です。
外出しないからと言って髭を伸ばしたり、上半身だけしか着替えずに画面に向かったりするといったことなどは控えましょう。
思わぬハプニングが生じることで恥ずかしい思いをしたり、上司から気が抜けていると思われて社内での評価を下げることにつながりかねません。

2. セキュリティ

職業によっては機密性の高い情報を取り扱うということがあるかもしれません。
そうした情報が流出してしまうと会社に対して大きな迷惑をかけてしまうことにつながります。
会社から支給された端末を使って仕事を行う分にはセキュリティ対策などが行われていると思われますが、個人所有の端末で仕事を行う場合には特に注意が必要です。
ウイルス対策ソフトをあらかじめインストールしておくことやOSは常に最新のものにアップデートを行うことはもちろんですが、機密性の高い電子データを保存する場合は暗号化をしっかりと行うことなど情報等が漏洩しないように常に心掛けることが必要です。

3. コミュニケーション

職場内で仕事を行っていれば、何気ない日常の連絡事項に関してスムーズに伝達することができます。
しかし、オンライン上でのやり取りは対面でのコミュニケーションとは異なり、適切なニュアンスが相手に対して伝わらないということが起こりえます。
また、自宅ということもあり気が抜けて不用意な発言をすることによってパワハラやセクハラにつながってしまう恐れもあるので日常で顔を合わせて仕事をしている時よりも言動には慎むようにしましょう。

これまでオンライン会議ツールを使う際の注意点に関して述べてきましたが、距離が離れている相手や同じ場所に集まることが難しい相手との意思疎通を図ったり、自宅から勤務を行えることによってワークライフバランスが実現されたりと様々なメリットもあります。
今後、外出制限が解かれて人々がこれまでの働き方に戻っていったとしてもこうしたツールは広まっていくのではないでしょうか。