油の処理は適切に

コラム

「オイルボール」ということばをご存知でしょうか?
台所シンクに長年に渡り油を流し続けた結果、排水管や下水管に付着する「油の塊」のことです。

ご覧になったことがある方は少ないと思われますが、想像以上にグロテスクな物体です。
太い下水管の中では、見た目は白くて大きな岩石のような形状となります。

この「オイルボール」が排水管や下水管を詰まらせ、悪臭や排水管の破損の原因となります。
また、大雨等で大量の雨水が下水管に流入した場合、「オイルボール」が排水の邪魔になり、下水が逆流するといった事故にも繋がります。

軽度な油の不着は、市販のパイプ洗浄剤でも溶かすことは可能ですが岩や石のような形状となった「オイルボール」は、専門業者でしか
対処することができない厄介なものです。その処理には多額な費用がかかることがあるようです。

毎日の炊事の後片付けの際に、知らず知らず、事故や修復工事の原因者となってしまい、最悪の場合には高額な請求書が突然くるかもしれません。
よくよくご注意ください。

 

事故を防ぐためにお気をつけいただきたいこと

1.排水管に油を流さない。
2.食器などについた油は水洗いの前にキッチンペーパーなどで拭き取る。
3.フライパンや鍋などに残った多量の油は油処理剤などで固めて捨てる。

「オイルボール」について、
海中や、浜辺に多量のオイルボールが漂流しているそうです。環境保護のためにも油は適切に処理しましょう。
なお、ご参考までに汚染された水を魚が住める程度までにきれいにするには予想以上の水が必要です。

・使用済み天ぷら油→バケツ20,000杯分の水
・牛乳500ml→バケツ750杯分の水
・米のとぎ汁2ℓ→バケツ120杯分の水

事故や修理工事の原因者にならないためにも、環境を守るためにも油の処理は適切にお願いいたします