賃貸契約の際に加入される火災保険の手続き

家財保険

万が一、自分が火元になって大家様に迷惑をかけたり、水漏れ事故を起こして階下の他の住人の方に損害を与えた場合に備えて加入するのが「賃貸住宅入居者向けの火災保険」です。
この契約の保険期間の多くは、賃貸住宅の契約期間に合わせて2年となっていることが多いです。
今回は、契約手続きに関してご注意をしていただきたい2つの点をお知らせします。

1.満期の際の更新忘れ!

満期の数か月前になると、通常、保険会社や保険代理店から〔満期の手続きに関する案内〕がご自宅に郵送されます。

(1)その際に2年前に保険料を一括払いして加入した保険のことをすっかり忘れており、
大切な案内に気づかないまま、毎日多く届く他のダイレクトメールとともに処分してしまうケースです。

(2)満期の案内は余裕をもって数か月前に届くことから、満期日までじゅうぶん時間があると考え、そのまま手続きを忘れてしまうことです。

★賃貸契約の火災保険の更新に注意!
一度、満期日を確認してみることをお勧めします!

2.解約すると保険料が返ってくる?

保険料を2年間一括払いしている場合には、お部屋を引越しする際に、保険会社に対して解約の請求をすると、
満期までの残された期間に応じて保険料の一部が返還される場合があります。
しかしながら、契約者自身が直接、保険会社に連絡をした上で、所定の手続きをすることが必要です。
また、新しいお住まいが賃貸住宅の場合、手続きをすれば次の物件で引続きその保険が有効になる場合もあります。

★引越しをする際は、保険会社に連絡を!