夏家電の寿命に注意!

コラム

特に夏場の暑い時期、1日中エアコン、扇風機をつけているご家庭も多いと思います。
故障していないからと長期間使用する事による経年劣化により火災や水漏れ事故が発生する事があります。
異常があればすぐさま使用を中止し必ず電源をコンセントから抜いて下さい。

《経年劣化の予兆となる症状》

1.扇風機

① 回らない・回っても回転が遅い
② 「ガタガタ」「ギシギシ」と異音がする
④ モータが熱い、コゲ臭い
※電源コードを触ると羽根が回ったり回らなかったりする場合も注意が必要です。

2.エアコン(寿命が疑われる症状のほとんどは室内機で起こります。)

① 水が垂れる
② 室外機から「ガラガラガラ」というような異音がする
③ 異臭がする(コゲ臭い)
④ 動作の挙動がおかしい
⑤ 冷え(暖房の暖まり)が悪くなった
⑥ ブレーカーが落ちてしまう

平成21年4月以降に製造または輸入された製品について、長期使用時の注意喚起を促す表示が義務付けられた事により全ての製品ではありませんが、
「製造年」「設計上の標準使用期間」「経年劣化についての注意喚起」の表示がされています。

特に「設計上の標準使用期間」が過ぎていたら注意が必要です。
古い電化製品を使い続けるより買い替えた方が電気代の節約になったり、使い勝手が良くなったりと様々なメリットもあります。
「いつもと違う!」と思ったら修理より買い替えを検討してみましょう。

3.扇風機の「設計上の標準使用期間」

※メーカー・製品により異なります
12年: 三菱
11年: パナソニック
10年:ダイソン、 東芝、日立、シャープ、ツインバード、ユーイング
8年〜6年: ユアサ、ドウシシャ、アイリスオーヤマ、トヨトミ

4.エアコンの「設計上の標準使用期間」:10年